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講師のつぶやき

聖徳太子の「こんなはずでは…」

歴史の中には、さまざまな英雄がいます。

 

そんな英雄たちもやはり私たちと同じ人間なので、ミスをします。

 

みなさんも聖徳太子の名前はご存知だと思います。

 

十七条の憲法や冠位十二階、天皇中心の政治、そして遣隋使など、飛鳥時代の日本の政治を主導した人物です。

 

彼は多大な業績を挙げましたが、一人だけで挙げたわけではありません。

 

聖徳太子とともに、蘇我馬子という人物がさまざまな改革に協力していました。

 

大化の改新で暗殺された蘇我入鹿の祖父に当たる人物です。

 

蘇我氏と協力しながら改革を進めた聖徳太子は、その改革が成功していくほどに蘇我氏の成長を助けていたという側面もありました。

 

実際に、聖徳太子蘇我馬子が存命の間は両者に協力関係が出来ていましたが、
聖徳太子の息子である山背兄大王は、蘇我入鹿に殺されてしまっています。

 

そして蘇我入鹿を暗殺し、仇をうってくれた中大兄皇子は、聖徳太子の外交方針とは逆の方針をとり、最終的には白村江の戦いでの敗北から、
日本は朝鮮での影響力を失います。

 

聖徳太子ほどの天才でも、自分の一族、そして自分が引っ張った日本の運命も、全く思い通りにならないものなんですね。