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講師のつぶやき

環境保護

環境問題というと、
「地球のために何かしなくてはいけないことはわかっているけど、自分の生活を犠牲にしてまで取り組みたくはない」
という方が日本ではかなり多いと思います。

 

また、絶滅危惧種という話になると、「自然の中でも絶滅する動物はいるのだから、人間が無理に保存する必要はない」
という方もいると思います。

現在、環境といえば真っ先に思い浮かぶのは自然環境だと思いますが、
本当に環境=自然に関する話なのでしょうか。

 


環境という言葉を辞書で引いてみると、
「 取り囲んでいる周りの世界。人間や生物の周囲にあって、意識や行動の面でそれらと何らかの相互作用を及ぼし合うもの。
また、その外界の状態。」(引用:大辞林)
と、あります。

 

要は、「人間にとって相互作用を及ぼす存在」が環境であるとわかります。
そして人間が避けられない相互作用する存在が自然であることから、自然環境=環境ということでしょう。

 

 

ここで、環境保護や環境保全という言葉では、保護・保全など、キープするというニュアンスが強く表れています。

 

一般的には環境保護は「地球のため」という認識が強いと思いますが、
実際には「人間に都合のいい環境」を維持するというのが、
環境保全の最も重要な部分なんですね。

 

そして、この人間とは環境を悪化させた当事者のことではありません。
なぜなら、環境悪化の影響を受けるのはかなりの確率で後の世代の人間だからです。

 

そう考えると、「環境にやさしい商品を買う」、「環境にやさしいごみの廃棄をする」とは、
地球ではなく、自分の子供や後の世代の子供たちのための行動であり、コストなんですね。
学校や塾にお金を払うのと、根本的に同じ原理ということです。


そう考えると、ヨーロッパ人が環境保護に熱心な理由も見えてきます。
彼らは「自然環境を人間が手を加えて調えるもの」という認識で歴史を紡いできました。

 

日本人からすると、不敬だと思う人もいるかもしれません。
ですが、この考え方が環境問題に対して大きな資本を動かすための根本になっているという側面も否定はできないでしょう。
(もちろん、世界のトップに立っている彼らが地球全体のダメージをより大きく受けやすいからという側面もあります。)

 

地球のために行動するのは難しいです。
ですが、自分の子供、後の世代のためにいろいろと始めてみてはいかがですか。