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講師のつぶやき

明治維新の立役者はだれ??

今日は、明治維新の立役者はだれかという話です。

 

よく、歴史の好きな人であれば「○○がいたから~~が成し遂げられた」という話題は結構好きな人が多いと思います。

 

その中でも、明治維新については数々の英雄がいること、

偉人が暗殺等で志半ばで倒れてる人が多いことなどから、

答えの出ない話題です。

 

あくまでも個人的なという話にはなりますが、

私は明治日本が植民地や、経済的な従属下におかれなかったという意味では、

徳川慶喜が一番だと思います。

 

もちろん、明治時代にそれまでの社会秩序をすべて作り直した

明治政府の人材も重要だと思いますが、

最も大きい部分はやはり幕府側であったと思います。

 

具体的には新政府軍に早々と敗北したことだと思います。

 

当時のヨーロッパの海外進出として最も多かったのは、

現地の勢力を二分化させ、武力衝突を煽り、

国力が弱ったところで列強の軍事・資本を投下していくというスタイルでした。

 

数々のアジア諸国が欧米の植民地になってしまった要因として、

支配者層が既得権益を死守しようとするあまり、

国家そのものの損得を考えることが出来なかったという点があげられます。

 

こう聞くと、暗愚な支配者層が多かったように聞こえるかもしれませんが、
近代化以前の国家は現在の国民国家とはものが違うので、

一概に批判することは出来ないと思います。

 

その中で、徳川幕府や江戸時代の武士には様々な経済的・社会的特権がありました。

 

具体的には参政権(≒兵役権)、収入面での特権です。

 

それらの特権を全ての武士が遺憾なく受けられていたわけではないものの、

やはり徳川幕府の頂点に君臨していた

 

徳川慶喜はその特権を最も享受できる立場にいました。

 

にもかかわらず、鳥羽伏見の戦いでの敗戦以降、大きな軍事的抵抗を見せず、

新政府VS旧幕府の構図を早々に骨抜きにしました。


もちろん自分の側が敗北するという形でです。

 

自分を含め、一般人にはこの決断をすることが出来る人はどれだけいるのでしょうか。


また、当時の偉人の中には自分のポリシー・信念のために命をかけられる人は

たくさんいたと思いますが、

 

それらを全て捨ててでも、列強による日本への介入を最小限に抑えようと

出来る人がどれだけいるでしょうか。

 

歴史は勝者が作っていきますが、彼のような人間もまたいるということを

忘れてはいけないのかもしれません。